Re-Post:アイスコーヒーを簡単に淹れるならこれ!#56

こんにちは、茶谷順子です。

 

コーヒーを、もっと身近に楽しむ人が増えたらいいなと思って、自分の知ってることをイラスト付きで書いています。

 

今回は、地理の続きではなく、突如手に入ったこの器具の使い方を紹介しまーす!

 

グラスドリッパー(スターバックス製)です。(2018年度製)

 

これは、ペーパードリップの器具です。

 

ドリッパー部分と、サーバー(ビーカー)部分が一体になってるんです。

 

通常のドリップと、グラスドリッパーの比較

普通、ドリッパーとサーバーは別々です。サーバーの上にドリッパーを置いて抽出しますよね。もしくはカップに直接のせて淹れる方も多いと思います。

 

でもこのドリッパーは、胴長のサーバーとワイヤーのようなドリッパーが、ワンセット。

 

サーバーの中にストンと入り込んでる形状なので、ぐらつかず、安定した状態でドリップしやすいのがいいな!って思います。お手頃なケメックスとでも言った感じでしょうか?

 

もちろん細かいこだわりはそれぞれ違うでしょうけど、一体型のドリッパーとして、という見方ですよ。

コーヒー器具イラスト グラスドリッパーとケメックスの比較
どっちを買おうかな〜、という目線で比べてみると、それぞれの良さに気付きやすいですよ!

実際に淹れてみました〜!(写真ばっかり)

ホットもアイスもこれ一台で淹れられます。

ホットは普通通りなので、アイスの入れ方を見てみましょう!

 

1.氷を入れる。飲みたい杯数分の★マークのとこまで入れます。

 

今回は3杯分抽出したいので★3つのラインまで入れました。

 

コーヒーを抽出したら、あれよあれよと溶けていくのでパンパンに氷を敷き詰めて大丈夫。プレスで急冷のを淹れた時もそうでしたよね(^^)

2、上部に粉をセット。

 

骨組みしかなくて大丈夫なの?って感じですが、むしろこれがいい!

 

理由は、壁がない分蒸気がうまく逃げていくので粉の形が崩れにくく、安定した抽出がしやすいんです。ネルドリップもそうでしたよね。

 

形が崩れるとテンション下がりますし、味も雑味が出やすくなりますもんね。

 

でも、ちゃんと骨組みがあるので、肝心なバランスは取りやすくなっています。ナイス!

3. いざ抽出。

 

普段通り、最初は少しだけお湯を注いで粉を蒸らします。その後2-30秒待ってから徐々にまあるい円を描くように細くお湯を注いでいきます。

 

淹れたい量の星マークまできたら、速やかにフィルターを外します。(今回は3つ目まで)

 

4、完成!

 

持ち手を持ってグルグルと軽くかき混ぜ、全体を満遍なく混ぜたらグラスに注いで完成ですー!

 簡単ですよね?

 

事前に氷を入れるだけで、後はホットのドリップと何も変わりません。

 

何より氷の量が書かれてるから、安心して作れます。量が分かんないと水っぽかったり、生ぬるかったりのアイスコーヒーになるので、この小さなマークが本当に役に立つんです(^^)

 

飲み心地は、ペーパードリップならではの、クリアでスッキリした味わいです。

薄くならないの? コーヒー粉、倍の量じゃなくていいの?

もし、熱心にここを読んでくれてる人がいたとしたら、そんな疑問が出るかもしれません。

 

コーヒーの量は、倍にしなくていいんです。

 

氷を先にいれてるので、先割方式と書けばいいかな。実際の抽出量は少なめなんです。だから、3杯いれたように見せかけて、コーヒーそのものは、1.5杯の抽出。というわけ。

 

ただ、その分雑に入れると薄くなるので、ドリップは丁寧に行いましょう。

 

香りと、氷の溶ける音を楽しみながら淹れると良いですよ!

 

というわけで、グラスドリッパーで淹れるアイスコーヒーのご紹介でした!プレゼントしてくれた皆様、大切に使います!ありがとうございました♡

 

「いいっすよ、東ティモール」というコーヒーもとっても美味しかったです〜!

 グラスドリッパー コーヒーイラスト 茶谷順子 
グラスドリッパー番外編 日々愛用して、扱いに慣れておくと良いですね!多分。

※この記事は、2018年7月4日のブログをリライトしたものです。


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茶谷順子 

イラストレーター活動歴28年。

手書き、デジタルともに、ほっこり気分にさせてしまう可愛いイラストが大得意。お寿司と素焼きアーモンドが好もっと詳しく