Re-Post:パーコレーターについて。#37

こんにちは、茶谷順子です。

 

このブログはコーヒーを美味しく楽しみたい人に向けて描いています。あまり使ったことのない器具は、勉強しながら書いてます。

 

今回は使ったことのない、パーコレーターについて描きます。

 

煮出しタイプです。煮出すといえば麦茶くらいしか思いつかないのですが、まさにそんな感じでした!

どんな特徴なのかな?

パーコレーターの見た目はこんな感じ。

 

小ぶりのポット、またはアルミの急須みたいです。

 

入れ方はシンプル。

粉と水を入れて火にかけ、沸騰したお湯が粉を循環して段々濃ゆくなり、適度な色になったら火を止めて完成です。

 

この適度な色の見極めがポイントみたいですね。

 

でも一体、どこに粉を入れるんでしょう?

 

というわけで構造を見てみましょう。模式図風に描いてみました。

  • 本体  
    直接お水を入れます。

  • 内部にあるバスケット 
    コーヒー粉を入れます。挽き具合は粗挽きです。

  •  透明な蓋のノブ 
    透明なのがポイント!お湯の通り道になっていて、ここで液体の色を判別できるんです。

内部パーツの部分をさらに詳しく見ていきましょう!。3つに分かれる構造になっています。

 

・柱部分

容器を上下に支えます。柱の上の部分はノブにピタっとセットされて、液体が対流する仕組みです。

 

・蓋部分

粉を入れたバスケットの上にセットします。

 

・バスケット部分

粉を入れて、蓋とともに柱にセットします。

 

いかがでしょう?今までの抽出器具とはまた違う構造です。面白いですよね。

どうやって抽出するのかな?

では淹れ方について。

 

先ほどのバスケットに粉を入れます。水を入れてセットし、直火(弱火)にかけます。

 

エスプレッソメーカーと同じですね(^^)

 

違うのは循環するか、ワンウェイか

 

エスプレッソメーカーは、沸騰したらすぐ完成でしたが、パーコレーターは、何巡かさせるのです。

 

イラストの矢印のように、ぐるぐると器具の中で粉の部屋を通りながら、コーヒー液が循環していきます。

弱火で煮立たせながら、徐々に沸騰してくると蓋のノブまでお湯が上昇してきます。

 

最初は、透明なお湯の色が、コーヒーの部屋を通ってくるので、だんだんと茶褐色のコーヒー色に変わっていきます。

 

おおよそ、2分ほど循環させて煮出すと完成です。

 

この見極めがなかなか難しい気がしますが、見極めながら完成を待つのも、緊張感があっていいですね。

そしてこれでいい!と思ったら、火を止めて、カップに注いで完成です。この基準は、2分と書きましたが、個人の感覚に任せられてるようです。この大らかさがパーコレーターの最大の良い点です。

 

この子が似合う場所は、やっぱりアウトドア!

 

炎と太陽の光を感じながら、細かいことは気にせずに飲むコーヒー、繊細な味とはまた別の美味しさがありそうです。

 

アウトドアで楽しんでる動画も結構紹介されていて、見ていると、ああ、いいなあって思います。

 

外で使える色んな器具で飲み比べても面白いかもしれませんね。

 

私は・・・プレスを持って行こうかな。

 

※この記事は、2018/01/27のブログをリライトしたものです。


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茶谷順子 

イラストレーター活動歴28年。

手書き、デジタルともに、ほっこり気分にさせてしまう可愛いイラストが大得意。お寿司と素焼きアーモンドが好もっと詳しく