イラストがあなたに届くまで

茶谷順子です。

 

2025年のブログ記事を振り返っていたんですが、ほぼ個展、マルシェの話題で終始していました。2024年の段階では、個展しか決めてなかったので、自分でも意外でした。どの催しも楽しかったし、嬉しいことがたくさんありました。

 

今年はまだ何も決まってないけど、また色んな人に会える活動、イラストを見てもらえる機会を作っていきたいと思っています!乞うご期待。

 

でもその前に、今日は皆さんにイラストが届くまで、私がどんなことをしているか、事例を交えて紹介させていただこうと思います。よかったら、どうぞお読みください。

イラストを描く以外にしてること

机に向かうイラスト
最初の下書きは見せられないけど捨てられない。

イラストレーター活動を始めたころは、イラストレーターは絵だけ描ければいいんだと思ってました。

 

でも全然それだけではなかったんだな〜と、日々思い知らされています。

 

そもそも、自分の得意分野でも全てをスラスラ描けるわけではないです。分からないことも沢山あるので、都度調べ物をします。

 

詳しくない分野はもっと幅広く調べ物をします。脱線してあっというまに時間が過ぎていくこともしばしば。

 

そうして対象の理解を深めて、自分のイメージ、お客さんのリクエスト(イメージ、サイズなど)を混ぜ合わせ、スケッチを重ねてようやく描き進めていけます。

 

ドキドキもするけど、やっぱりこの時間はとても楽しいです。(ちなみに、このブログ用イラスト描くのにも、セロテープ台の実物を確認しました。笑)

イラストの向こう側 〜トレペはかけなくなったけど〜

仕様書を読むイラスト
仕様を軽んじる者は仕様に泣く。

イラストが無事に描き上がったら、お次はいよいよ納品!拍手〜!といきたいとこですが、まだ拍手はできません。もう1つの本番。入稿作業が待っているのです!!

 

アナログ時代は、描き終えたイラストを、厚紙に貼り付け、汚れないようにトレーシングペーパー(トレペ)をかけ、その上に色指定を書いて郵送していました。

 

対してデジタル全盛の今は「メールで送るだけでしょ?便利になったよね〜」と思った方、いますか?

 

違うんですよ・・( ・∇・)。違うんです!!(大事なことなので2回言いました)

 

確かに最後はデータ送信ですが、用途が違うと印刷屋さんも変わるため、各社のルール確認が必須となります。データ形式、入稿ルール、入稿用アプリの使い方などなど。基本は一緒でもミスがあってはエラー、下手すると納期遅れになるので気を抜けません。

 

手元で仕上げられる反面、責任も自分持ちになる量が増えたという感じです。

 

原画の場合も、ちょうどいい額はあるかな?うっかり汚さないかな。落とさないかな……と心配しどおしです(笑)。

 

 

結局イラストがあなたの手元に届くまで、実はとっても心配で、そわそわして仕方がないのです。

やっとこさ、あなたの元へ!

そんな感じで、完成品が汗臭くないか心配になりますが、ご安心ください!

無事に完成した作品たちをいくつかご紹介させていただきます。拍手〜!!

その1:「よしちゃんの野菜」お野菜販売用シール

野菜シール イラスト
「よしちゃんの野菜」見つけたら教えてください!

 生産者のよしちゃんが愛情込めて育てたお野菜の「顔」になるシールです。

 

野菜もよしちゃんも、どっちも主役!と感じられるような親しみのある笑顔と、首に巻いたタオルがポイント♪

 

制作過程では、シールの素材や形状もいくつか検討して選びました。完成品のシールがずらっと並んだ実物を見た時には「かわいい〜!貼るのがもったいない!」と自画自賛してしまいました。笑

 

購入者さんがそっと剥がして、ご自身の手帳の端っこにでも貼ってくれてたら嬉しいな〜と、妄想しています。

 

その2:「TONE UP COFFEE」ドリップパックコーヒーのパッケージイラスト

ドリップパックイラスト
楽しい時も、ホッと一息の時もご一緒に♪

自家焙煎の新鮮なコーヒーが、より美味しく感じられるような2つのイラストを描きました。

 

左は、賑やかでご機嫌な雰囲気のカラフルな抽出器具たち。右は、ホッと一息ついてるような優しい表情のコーヒーカップ。

 

店主さんのコーヒーへのこだわりや、コーヒータイムの心地よさを、イラストからも感じてもらえたら嬉しいです。

 

白地の背景ではない、パッケージの生成色に合うよう、色味を調整しながら完成しました。変更前のものをうっかり渡さないよう、何回も確認したのも良い思い出です。笑

 

お店には数十種類のドリップパックが置かれてるので、よかったら店頭で見つけてみてくださいね。お店のInstagramはこちら

描いてない時も、描いている。

ドリップパックを持っている イラスト
マルシェがきっかけでお話しいただきました!

いかがでしたでしょうか?

 

上の事例の他にも、大型イベントでの販売用リストバンドイラストや、オーダーメイドのイラスト。よく紹介している1コマイラスト、パラパラアニメ風のミニ動画、マルシェや個展、色んな形でイラストを発表することができました。

 

発表というか、イラストを通じて色んな人を笑顔にする機会をいただいた。と言い換えたいけど、なんかキザですよね!!!

 

とにかく、私は自分が大好きな絵を描いて、自分も、注文者さんも、それを手にする購入者さんも笑顔になれるのが1番幸せです。

 

いつも「どのくらいで描けるの?」と聞かれますが、もしかしたら、昔より上達して、絵を描いてる時間そのものは短くなってきたかもしれません。だけど、不思議なものでイラストに費やす時間はどんどん長く、深くなっています。

 

なんかいっつもマニアックな場所に出掛けてたり、下を向いて描いてたり、変なメモを書いてるのはそのせいです。それが、さっきの幸せ時間に還元されていきます。これからも、描く時間、描かないけど描いてる時間を増やして、みんなで笑う時間を増やしていけたらいいな!

 

というわけで、こんな私を今年もどうぞよろしくお願いいたします!ご依頼も、ぜひ雑談ベースでお寄せくださいね〜!あ、でも始まったらちゃんとそわそわしながら詰めるので、ご安心ください!

 

ではでは、本年も良い年になりますように!

茶谷順子 

イラストレーター活動歴27年。

手書き、デジタルともに、ほっこり気分にさせてしまう可愛いイラストが大得意。お寿司と素焼きアーモンドが好もっと詳しく