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「あなたのために 」作品紹介 個展の振り返り その3

「あなたのために 」個展で並べた作品を数回に分けてご紹介します。

 

今、ゆっくり見られる方がいたらどうぞご覧ください。

 

今日はどれを紹介しようかな。

向き合うイラストたち

「話して、聞かせて。」

 

うん、うん。それで? 少しずつ、言葉が出てくるのを待ってくれる、優しい人といられる時間が好き。だんだんと自分の心の奥深くに潜っていくような感覚、ありませんか?

 

うまく言えなかった気持ちや、仕舞い込んでいた感情が顔を出します。

 

 潜っていくと不思議な生き物や、自分の中の扉に出会う。なのに、息苦しくないし怖くない。懐かしくて安心しちゃう。そんな絵をイメージしました。

 

足元には、気持ちの泉が流れてます。

 

普段は、慌ただしく、そこに足をつけてチャプチャプする時間もなかなか取れません。けど、そっと足を下ろしてみると、気持ち良い冷たさとほっとする暖かな感情に再会できるかもしれません。

「おくりあう

 

気持ちをおくりあうと、フワッと何かが生まれます。

 

気持ちは自分で持っているより、大事な人や周りの人と交換こした方が、きっといい。

 

私は、目に見えないものを描きたいなあ。と思っています。特に個展に出す絵はそう思います。

 

その、ふわっとしたものを感じてもらえたらいいなあ。

 

 

この空間には、どんなものが浮かんで見えますか?

同じような絵でも、見たいと思うんです。

「そっと」

 

優しくちょっと暗い場所でなでなで。少し暗い方がなぜか心が穏やかになりますね。周りがぼんやりしてる方がちょうどいい。

 

今は情報が多すぎて、忙しすぎます。

 

感じることを大事にしたい。贅沢な時間。ありがと。

 

向き合う絵が多いのは、きっと私自身がそれを求めているからだと思います。

 

情報交換ではなく、気持ちを交換したい。知ることよりも、感じることを大事にしたい。

 

あ、知ることは楽しいですけどね。その、知ったときのウキウキした感情や、好奇心、モヤモヤなどを大事にしたいんです。

心のマッサージになるような3枚になっていればいいな〜。

 

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また次回は別の作品を掲載します。

茶谷順子 

イラストレーター活動歴28年。

手書き、デジタルともに、ほっこり気分にさせてしまう可愛いイラストが大得意。お寿司と素焼きアーモンドが好もっと詳しく