こんにちは、イラストレーターの茶谷順子です。
ギャラリー銀座で11/7から12日まで「愛を込めて」という個展をしていました。そこで飾っていた作品を紹介しています。
その14「もう、歩けん」
この絵のモデルは、私です。よくスーパーで座り込んでる子と、我慢強く待ってるお母さん。あんな感じ。
待つのなんて当たり前。に、かくれんぼしてる愛。
![茶谷順子 イラスト 子供イラスト](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=650x10000:format=jpg/path/sf797c4ece120eab2/image/i8b9d7ec037849851/version/1513082496/%E8%8C%B6%E8%B0%B7%E9%A0%86%E5%AD%90-%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88-%E5%AD%90%E4%BE%9B%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88.jpg)
この絵のモデルは私です。小さな頃は、お出かけの途中で、疲れてしゃがみこんで動かなかったんですって。
その時、母が、一緒に座って、歩くまで待ってくれたそうです。
自分は全然記憶にないけど、ちょっとぎゅっとなります。
私は、3人兄弟の真ん中で、あまり手をかけてもらえなかったと思っていたけど、とんでもない勘違いだな。
沢山のしてもらったことは記憶に埋もれてしまって、ほんの少ししてもらえなかったことが目立つから、それが記憶に残っちゃう。
でも、そうじゃないんだんなあ。ちゃんと愛されていたんだな。
って両親と話をしながらふと気づく。そんな会話の時間を後どのくらい持てるのかな。
当たり前すぎて、そこにあることに気づけないなんてお互いもったいないよね。
良い時間を。
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