こんにちは、イラストレーターの茶谷順子です。
ギャラリー銀座で11/7から12日まで「愛を込めて」という個展をしていました。そこで飾っていた作品を紹介しています。
その14「もう、歩けん」
この絵のモデルは、私です。よくスーパーで座り込んでる子と、我慢強く待ってるお母さん。あんな感じ。
待つのなんて当たり前。に、かくれんぼしてる愛。
この絵のモデルは私です。小さな頃は、お出かけの途中で、疲れてしゃがみこんで動かなかったんですって。
その時、母が、一緒に座って、歩くまで待ってくれたそうです。
自分は全然記憶にないけど、ちょっとぎゅっとなります。
私は、3人兄弟の真ん中で、あまり手をかけてもらえなかったと思っていたけど、とんでもない勘違いだな。
沢山のしてもらったことは記憶に埋もれてしまって、ほんの少ししてもらえなかったことが目立つから、それが記憶に残っちゃう。
でも、そうじゃないんだんなあ。ちゃんと愛されていたんだな。
って両親と話をしながらふと気づく。そんな会話の時間を後どのくらい持てるのかな。
当たり前すぎて、そこにあることに気づけないなんてお互いもったいないよね。
良い時間を。
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