干し柿作りにハマって3年目。
こんにちは〜。たまにはイラストの以外の話題で書いてみます。
内容は冒頭の写真とタイトル通り、干し柿作りについて!きゃあ〜〜!
干し柿作りにハマって3年目。たまたま誰も要らないと持て余されてた渋柿を見て、不憫に思い持ち帰ったのが始まりです。その後、YouTubeやネット検索で干し柿作りを調べて作ってみたら、意外な程美味しく仕上げられました。
そのおいしさや楽しさが病みつきになり昨年、今年とまだまだ試行錯誤ですが、秋冬が待ち遠しくなり、とっても楽しい日々を過ごしています。
干し柿って、どんな柿でも作れるの?
大前提として、干し柿は普通の甘い柿では作れません。「渋柿」を使います。
普通に食べると口の中がばっさばさになる渋さのある柿です。渋いのは柿が食べられたくない!と自衛してるからなんだそうです。他の植物もそういうのありますよね。
その渋さを干すことによって脱渋し、甘さを凝縮させて美味しい干し柿になります。
大抵、干し柿の美味しい産地では、どこからともなく渋柿や干し柿が回ってくるらしいと聞きました。夢のような環境です。
しかし、私の住んでる地域はそんなことはなく、いただくのは甘い柿がメインです。なので、通信販売や、大型のJAとかがやってる市場?みたいなとこで入手しました。
最初に買ったのは「市田柿」
小ぶりでツヤツヤしてます。減農薬で育てたそうです。出回る時期は10月下旬でした。
その後買ったのは「広州百目」と「西条柿」
広州百目はとっても大きくて、今回はうまく完成させてあげられませんでした・・・。
西条柿も、うっかり干すタイミングを待っていたら、熟し過ぎてしまい、半分くらい干すことができず、失敗してしまいました。
こちらはあたご柿。西条柿と同じくらいの真ん中サイズって感じです。
11月下旬から12月になっても販売してました。
色んな品種があって迷いましたが、Twitterで干し柿の師匠をフォローして、色々教わりながら日々楽しく干し柿作りに勤しんでます。
どれもちゃんと「干し柿用渋柿」と注意書きがあるので、買い間違えはありませんでした。
ただ、干すだけじゃないんですよ〜。
せっせと入手した柿ちゃん。干す前に下準備があります。
それは、ヘタ処理。皮剥き、煮沸!の3ステップです。
その後、枝に紐をくくりつけて柿ちゃん同士がぶつからないように距離をとって干します。
私は、今年から新兵器を導入したので、紐なしです!めちゃくちゃ便利。
写真のように、熱湯に潜らせて殺菌をします。この時、すでにヘタ周りは葉っぱも含めて綺麗にカットしてあり、皮も剥き済みです。
これで、カビ防止になるんですよ〜。
また、焼酎を吹きかけるのも殺菌効果があるみたいです。
それでも、干してる間の天気や、状況でカビてしまうこともありますが、私は今まで1個だけしかカビてません。
その後は、基本的に放置。天気の良い日は、外で干します。直射日光はなるべく避けて、でも風通しの良い場所がいいですね。
柿ちゃんからゆっくり水分を抜いてくのがいいみたい。
天気予報を参考にして、雨が降りそうな時は早めに屋内にしまいます。雨は1度でも濡れちゃうとカビが発生しやすくなるそうです。私は極度に恐れているのですが、数回濡らしてしまいました。幸い無事でしたが、心臓に悪いので濡らさないに越したことはありません。
また、屋内の方が、日差しが弱いので、色が綺麗に仕上がるみたいです。その際は、温度が上がりすぎないように、扇風機を当てています。
1週間くらいして表面が乾いてきた頃、ゆっくり揉み始めます。モミモミしてあげることで、渋みが早く抜けるんだそうです。
市田柿は小さいので、揉み過ぎず、2週間触らずに過ごし、そのあと数回モミモミデーを作って完成としました。
粉を吹かせたい場合は、また方法があるんですが、私はこれで十分甘さもあるので硬くなり過ぎないうちに食べちゃいます。
食べきれないものは、ラップで個包装して冷凍してます。
自然解凍で好きな硬さに戻ったらいただくと、、、美味しいんです〜!
かなり工程を端折っていますが、基本的にはそんな感じ。もっと詳しく知りたい方は、YouTubeで検索すると色んな動画が出てきますので、そちらを参考にしてくださいね。
今年の初め頃、ラジオに呼んでいただいたとき、干し柿作りにハマってると話してからイラストレーターではなく、「干し柿の人」と印象つけてしまいました。
でも、いいんです。
干し柿作りの好きなイラストレーターがいたっていいよね。
また、気が向いたらこの記事編集しようと思います!